海外旅行

2012年02月17日

僕は極寒の韓国で食い倒れない 9

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ユナ [by iPhone4]

38度線を境に国が分断され、かつての同胞と一触即発の現実。徴兵制。中国と日本という隣接する大国。韓国との関係を考える際に、彼等が抱える内外の緊張感を考える必要がある。彼等のナショナリズムをそのまま受け取ることは容易だが、それは結果として憎しみの連鎖を引き起こすだけで何の解決にもならない。

韓国は漢字文化圏を抜けているため、中国や香港や台湾と比べると埋められない大きな隔たりを感じた。全てハングルで書かれた看板を見ると、その良し悪しに関わらず歴史的な繋がりが一切無いかのような錯覚に陥る。自国の文字を持つことは素晴らしいが、個人的には漢字を復活させて欲しい。

韓国料理はどれも美味しい。しかし、刺激が強すぎるため常食は厳しいというのが正直なところ。韓国といえば「辛さ」と切っても切れない関係にありそうだが、激辛志向が顕著になったのはここ1、2世紀らしい。社会的な危機が起こる時に「辛さ」が求められるとの説があり、韓国の現代史を振り返るとその説があながち間違っていないことに気付く。

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2012年02月16日

僕は極寒の韓国で食い倒れない 8

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ホテルの朝食 [by iPhone4]

最終日はぐっすり寝て、10時ギリギリにホテルの朝食。レストランのボーイにいきなり「Chinese?」と聞かれる。12時にチェックアウトして、漫然とソウルタワーあたりを目指す。夕方の飛行機まで時間は十分。


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南山谷韓屋村 [by iPhone4] 

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南山谷韓屋村 [by iPhone4] 

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南山谷韓屋村 [by iPhone4]

忠武路沿いに歩くと何やら観光スポットのような場所を発見。その名は南山谷韓屋村。詳細はわからないが、オールドスクールな韓国を堪能できる。韓国もやはり中華文化圏。


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明洞 [by iPhone4]

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明洞 [by iPhone4]

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ソーセージ [by iPhone4]

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ビビンバ [by iPhone4]

ソウルタワーは山の上にあるようなので今回はパス。少し歩くと若者でごった返す明洞に到着。日本語がしょっちゅう聞こえる。屋台でソーセージにじゃがいもを巻いたアメリカンなジャンクフードを買って、間髪いれずにビビンバを食べる。冷麺も食べようかと思ったが、胃が断固拒否しているので断念。


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ユムシ [by iPhone4]

海鮮料理の店先で謎の生物を発見。まるで生きたソーセージ。あとで調べて見たら「ユムシ(海ミミズ)」というらしい。食べるよりもペットとして飼いたい。


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南大門市場 [by iPhone4]

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南大門市場 [by iPhone4]

明洞のとなりは南大門市場。ブランド物の精巧なコピーが至るところで売られている。物によってはよほどの玄人でしか見分けられないだろう。ソウルは都会だと思ってきたが、こういう偽造品が白昼堂々と売られているところに限界を感じる。


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仁川空港 [by iPhone4]

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平壌式冷麺 [by iPhone4]

ソウル駅からは仁川空港への直通便に乗る。地下の改札前でレシートとカードを取り替えるなど乗り方がまったく分からない。アジア人の女の子が、僕のカードを指差して知らない言葉でしつこく話しかけてきたので適当にうなずき続けた。

空港について時間があるのでフードコートで平壌式冷麺にチャレンジ。2切れの薄くて硬い牛肉が心なしか切ない。この切なさが平壌スタイルと勝手に解釈。帰りの飛行機の中は日本人だらけ。にも関わらず、僕にだけ英語で話しかけてくる日本人の添乗員は何なのか。ああ愛しき同胞よ。

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2012年02月15日

僕は極寒の韓国で食い倒れない 7

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チーズトッポギ [by iPhone4]

ツアー終了後は、荷物を取りにホテルに戻って香港人と合流。朝から何も食べていないので、迷い込んだ裏道にあるトッポギ屋さんに入る。全く言葉が通じないが、どうにかチーズトッポギを注文。辛い。2人前で7000won=500円。


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通り [by iPhone4]

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焼き鳥 [by iPhone4]

タクシーを探しに通りに出ると、縁日のごとく露店が並んでいる。満腹にも関わらず焼き鳥を食べ、お土産屋に立ち寄り韓国式の箸を購入。韓国式の金属の箸は木と比べると清潔でいいと思う。


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ラマダソウル [by iPhone4]

この日泊まるのは東大門のラマダソウル。受付のお姉さんの日本語が流暢。部屋はツインベッドで広い。日本人向けのホテルかと思いきや浴槽がないのが残念。


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街並み [by iPhone4]

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川 [by iPhone4]

貴重な時間を無駄にするわけにはいかないのでCD屋を探しに近場を散策。立て続けにならぶハングルの看板を見ると異様な感じがする。文字というより暗号に近い。ひらがなも外人には気持ち悪くなるような類の文字に映るのだろうか。


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屋台街 [by iPhone4]

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屋台街 [by iPhone4] 

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屋台街 [by iPhone4] 

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市場 [by iPhone4] 

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市場 [by iPhone4] 

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市場 [by iPhone4] 

しばらく歩くと、左手に巨大な屋台街と市場を発見。初めて見る食材に胸が躍る。幾つか食べてみたいものもあったが、この熱気の中に言葉も知らない日本人が飛び込むのは危険と判断。大体、食べたばかりで食欲がない。


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夕方 [by iPhone4]

ようやく探し当てたソウルレコードは期待外れ。個人経営のCD屋ような小ささで品揃えもそれ相応。何故が値札がない。世界中の音源があるような大型店は、アジアでは日本にしか存在しないのだろう。

来た道をそのまま戻ってホテルまで。途中、ファミマでビールとカップ麺とポテトチップスを買う。カップ麺は敢えて普通のものを選んだつもりが食べると激辛。何故、韓国人はこうも辛いものを好むのか。瓶ビールの蓋が捻って開けられるのはいいアイデアだと思う。

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2012年02月14日

僕は極寒の韓国で食い倒れない 6 (DMZツアー)

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トラ展望台 [by iPhone4]

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遥か遠くに北朝鮮 [by iPhone4]

続いてトラ展望台。ここではDMZを越えて北朝鮮を見渡すことができる。早速500wonのコインを投入して北朝鮮を望遠鏡で覗く。初めてアダルトビデオを見た時のような高揚感と背徳感。ちなみに写真撮影は、安全面の配慮から望遠鏡から5mほど隔たった位置からしか出来ない。

残り時間にお土産屋を見ていると、日本人の若者が「お菓子買うニダ」、「飲み物買うニダ」と語尾を韓国語にして喋っている。彼らはこのツアー中に射殺されるに違いない。


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都羅山駅 [by iPhone4]

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都羅山駅 [by iPhone4]

最後は韓国最北の国際駅である都羅山駅へ。北朝鮮と物理的に繋がる路線だが、現在は統制区域に属するため観光目的以外で乗車はできない。


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都羅山駅 [by iPhone4]

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都羅山駅 [by iPhone4]

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都羅山駅 [by iPhone4]

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北朝鮮行きの線路 [by iPhone4]

500wonを払うとプラットホームまで入る事ができ、改札では軍のお姉さんと写真が撮れる。この駅は単なる無人駅だが、「平壌」と書かれた駅名標を見るとやはり南北は繋がっているのだと実感できる。


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DMZ米 [by iPhone4]

帰りのバスの中で、南北分断について考える。幸運にも赤く染まらなかった韓国の人達は、北朝鮮の現状と今の休戦状態をどう考えているのだろうか。同胞でありながら仇敵という複雑な関係は、日本人には理解するのが難しい。

思えば朝鮮半島は帝国主義時代に日本に蹂躙され、冷戦下の世界では代理戦争の舞台になり国が分裂してしまった。分裂に加え、お世辞にも仲間とは言い難い中国と日本に囲まれる彼らの心理状態は如何なるものか。この常に脅かされている状況を克服するために、均整を欠いたナショナリズムが叫ばれるのも無理はない。

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僕は極寒の韓国で食い倒れない 5 (DMZツアー)

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早朝のソウル [by iPhone4]

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ダンキンドーナツ [by iPhone4]

この日は朝からDMZツアーに参加するため、6時起きでホテルを出発。Above&Beyondを聴きながら凍てつくソウルの街を歩く。時間に余裕があったので、誰もいないダンキンドーナツで軽い朝食をとってからホテルへ。ツアー客は僕を含め日本人5名。


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臨津閣公園 [by iPhone4]

西洋人4名と同じバスに乗り、まずは臨津閣公園へ。バスを降りるとソウルの上を行く強烈な寒さが全身を包み込む。この公園は朝鮮半島統一を願って造った公園で、言ってしまえば単なる観光地。


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短冊 [by iPhone4]

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自由の橋 [by iPhone4]

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自由の橋 [by iPhone4]

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自由の橋 [by iPhone4]

自由の橋は、休戦した1953年に捕虜が帰還したとされる橋。橋の前に無数の平和祈願の短冊が飾られている。最初に見た短冊には「不要戦争! 北京」と書かれていた。


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国旗 [by iPhone4]

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鉄柵 [by iPhone4]

園内には慰霊碑や平和の鐘など様々な朝鮮戦争にまつわる建築物がある。もっとゆっくり見たいところだが、自由時間も少なく30分ほど見て移動。その前にこれ以上は寒さに耐えられない。


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第3トンネル [by iPhone4]

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第3トンネル [by iPhone4]

臨津閣公園から次の第3トンネルへは大型のシャトルバスに乗り換えて移動。バスの中のほとんどは中国人。軍隊の人が入ってきて全員のパスポートをチェックする。ガイドさんの話では、第3トンネルまでの道のりには地雷がたくさんあるとのこと。

第3トンネルとは、休戦後に北朝鮮がソウルを制圧するために秘密裏に掘り続けた非道の象徴。現在、第4トンネルまで発見されていて、まだ見つかっていないものもあるだろうとガイドさん。韓国は戦時下にあるという事実が浮き彫りになる。

トンネル内はヘルメットを被って中に入ることができる。トンネルは岩肌がむき出しでむしろ洞窟と言ったほうが適切。ところどころにトンネル作りに使用したダイナマイトの跡が見える。屈みながら緩い下り坂の洞窟を進むとやがて行き止まりに。行き止まりの地点には、これ以上北朝鮮軍が進めないようにと壁を作りブロックしていた。(撮影禁止のため写真はなし)

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